Unreal Learning Kit の最新版で仮想ロボット工学の技術を学ぶ

2022年8月17日
みんなロボットが大好きです!料理や掃除、犬の散歩だけでなく、ロボットは恋に落ちたり、文明を破壊することだって可能かもしれません…

さらにロボットは、応用物理学、エンジニアリング、コーディングなどについて、優れた学習機会を生徒にもたらします。しかし、実際のロボット システムは高価でメンテナンスも難しく、先生にとって悩みの種でもあります。

大丈夫です。解決策があります。

Epic Games のロボット工学の新しいラーニング パスを導入すると、デベロッパーは フォートナイト など、知名度の高いゲームの制作に使用されたツールと同じツールで、プロセス全体を仮想空間で実行できます。

このキットは Hour of Code Unreal Learning Kit 編 の最新版であり、レッスン プランやガイドなど、ゲーム開発トレーニングをカリキュラムに組み込む際に先生に必要なものがすべて揃っています。今回はさらに、相撲対戦や自律的な判断のトレーニングと同じリソースを利用します。

Cleverlike Studios の社長、Brian Dickman 氏は次のように述べています。「コーディングを実践的に見ることができるので、ロボット工学は生徒にコーディングを教えるための優れたプラットフォームです。命令どおりに動作する従順なロボットによって、生徒はユーモラスな失敗と、困難の末に得られる成功を体験できます。これは大いに魅力的です。さらに、実際の物理と一般的な教育デザインを利用することで、生徒は将来の物理体系に応用できる優れた分野の基礎を習得できます」

新しいラーニング パスの一環として、先生が今日から Unreal Engine の活用を開始できるように、「仮想ロボットのトレーニングを学ぼう」ではユニークな 5 つのレッスンを提供します。これらのアクティビティを完了するためには、先生向けと生徒向けの最新アセットを Unreal マーケットプレイスからダウンロードしてください。

このレッスンの内容:

ロボット車両

このアクティビティで生徒は、特定のターゲットに向けて転倒することなく、二輪ロボットのコーディング方法を学習します。これを実現するために、一貫した結果を生み出す、重量、車輪の位置、滑走球など、ロボットの適切な設計についてエンジニアリングと物理学の原理を解説します。
生徒は、プログラム コマンドを作成して、ロボットをテストします。そして、Unreal Engine の最も強力なツールの 1 つである ブループリント ビジュアル スクリプティング システムを使用して、指定した目標を達成しなかった命令設定をコーディングに戻って調整します。

相撲ロボット

ロボットにセンサーが必要な理由、センサーを利用して情報を取得する方法、その情報に基づいてロボットに判断させる方法を解説します。

このレッスンのサンドボックスでは相撲ロボットに挑戦します。相撲のルールでは、自分は土俵 (円) 内に留まりながら、相手を土俵の外側に押し出すと、勝ちになります。つまり、ロボットが勝利するためには、土俵の境界線の位置を確認する機能が必要です。そこでこのレッスンでは、ロボットが常に勝ち残れるように、移動できる場所と、できない場所を教えます。

自動運転車

ものごとが道から外れてしまうとどうなるでしょうか?良いことは起こらないでしょう。

今回は、ループと条件の記述によって、ロボットをガイドラインから離れさせ、その後再びラインを見つけさせる方法を学びます。最終的にロボットは、明暗の違いを明確に認識します。これは、さらに自律的な判断への準備でもあります。

衝突回避ロボット

このアクティビティにより生徒は、ロボットが距離センサーを使用して、進路上の物体を検出する方法を学習します。レッスン 3 と同様に、このロボットはプログラムによってラインに沿って進みますが、このアクティビティでは、進路に物体がある場合は停止するように、ロボットをアップグレードします。果たして、ピザを落とさずに配達できるでしょうか?あなたの腕前次第です。

遠隔操作できるサッカー ロボット

次に、ロボットが思い通りの動作をするようにプログラムを記述して、自律型ロボットからユーザー介入型ロボットに移行させます。ロボットに遠隔操作の受信機を追加して、キーボードやコントローラーの入力に反応できるようにコーディングします。

遠隔操作に対応したロボットには、どのような種類があるでしょうか?爆弾処理ロボット、ドローン、救助ロボット、およびその他さまざまな種類のレクリエーション ロボットが該当しますが、

ここで制作するロボットはサッカーをプレイします!ゴール!

    ロボット工学のラーニング パス(日本語版)をダウンロード

    レッスン プランと生徒向けガイドをご用意しました。ロボット工学の素晴らしい世界に生徒を誘う先生にぴったりです。ロボットのパーツを準備する必要は一切ありません。